公教育を支える教材出版社代表のブログ

今年も新学期号の「WUTAN」が出来上がりました!今回も頑張って10万冊を用意しました。 新学期にご採用いただいた学校教材に同梱して全国の先生方のお手元にお送りしちゃいます!
今回の特集は「いじめ」です。
巻頭インタビューではNHKEテレの番組デスクの角学さんと番組ディレクターの成松弘明さんのお二人を迎え、ご本人たちのいじめ体験や番組づくりの秘話をお話いただきました。

NPO法人全国初等教育研究会(JEES)が発行している先生を楽しく応援する教育雑誌「ウータン」の次号(3学期号)収録が日曜日に教育同人社本社セミナールームにて行われました。

次号巻頭特集は千葉大学教育学部教授藤川大祐先生を囲んで、教育情報サイトEDUPEDIA(エデュペディア)を立ち上げるなど精力的に教育界に貢献している大学生のみなさんに集まっていただき座談会をしてもらいました。ほとんどのみなさんが教員志望、未来の先生です。その未来の先生たちがWEBを通じて今の先生たちを応援している訳です。なんか不思議ですよね。そして教育WEB事典と称しているEDUPEDIA(エデュペディア)は驚くほどクオリティの高いサイトです。
話題は、藤川先生のご専門でもあるメディアリテラシーの話から、ディベートの話、ICTに関する話、ICTモラルの話、いじめの話、NPO法人に関する話など多岐に渡りました。3時間ほどの収録時間はあっと言う間に過ぎ、始めは少し硬かった学生たちも時間が経つにつれ笑顔になり、大いに盛り上がりました。
内容はウータン3学期号をお楽しみに!
ところで、世間の見かたとは違うかもしれませんが、私は最近の大学生の質は非常に高いと思っています。
企業や社会人と早くから絡みたいという姿勢が強く教職サークル(先生志望の学生サークル)でセミナーを開催したり、いろいろなイベントに顔を出して企業人との関係を作ったり、非常に積極的に社会との関わりを持っている印象です。さらには自らNPO法人を立ち上げたり、NPO法人の運営に関わったりする学生も多くいます。社会人を前にして自分の意見を言ったり、プレゼンしたりすることも非常に上手です。
世代が一巡して、時代の移り変わりとともに戦後の成功の継承が通用しない世の中になってきました。私たちはもう一度、過去の常識をたたき台にしながら新しい常識を形成しないとならないのだと思います。たぶん、その担い手は今の学生たちでしょうね。しかしその道のりは非常に険しいものでしょうね。
藤川先生は学生たちを前に、発信力が大事であると説いていました。とにかく何でもやってみることだと。。。
大いに失敗を重ねながらも、自ら考え、自ら行動し、自ら語る。。。そんな若者が増えることを願うばかりです。
P.S.
歳かな?ちょっとおっさん臭い話でした(>_<)

次号ウータンの取材で金メダリストに会いました。アテネオリンピックの水泳800m自由形の金メダリスト柴田亜衣さんです。
金メダルかけてもらっちゃいました(^_^)/ 手に持つと「金」はずっしりと重さを感じます。

金メダル秘話、水泳に対する思いなどたくさんのお話をしていただきました。

出会いを大事に

カテゴリー 教員研修, 教育, 経営, Wutan | コメントは受け付けていません。

最近、土日に出かけることが多くなりました。「リアル熟議」などのイベントをやるようになってからその機会が増えたように思います。
先週も土曜日は雑誌「Wutanウータン」のインタビューで上越教育大学の西川純先生とお会いしました。日曜日はキャリア教育推進協議会21の先生方と一緒に大田区で「リアル熟議in東京Ⅲ」でした。合わせると100名を超える方と会いました。名刺も50枚以上減っています。
「土日も仕事ですか?大変ですね。」と言われます。
でも全然大変だと思ったことはありません。むしろ、いろいろな方とお会いすることが楽しくって仕方ありません。教育にはどんな立場の方でも関わることができます。今は「教育」の話が楽しくって仕方がないのです。仕事が大変なのは当たり前のことです。大変ですね=苦労している、というイメージは私にはありません。
もうひとつ、「そんなことして儲かるの?」とよく言われます。
答えは「全然儲かりません」です(^_^;) 確かに多少の経費はかかりますが、ご支援していただける方もいますし、参加者のみなさんも協力していただけるのです。ですから、本業を蔑ろにしているのでは、というご意見は全く当てはまりません。私たちは学校教材をご採用いただくことで生計を立てています。一生懸命に商品をつくり、販売をしています。本業なくしてこういう活動を続けていくことは無意味です。プラスアルファの活動=本業に専念していない、というイメージは私にはありません。
逆に、いろいろな方と会ってあらためて思います。私たちの教材づくりを支えてくれているのは学校の先生であり、実は保護者のみなさんであり、地域のみなさんであるということを。。。そして悲しいかな、教育同人社という会社を知らないことをあらためて思い知らされます。社名が一般に有名になる必要は感じていませんが、学校教材の存在や役割、価値はもっと知ってもらいたいと思うのです。学校の先生でさえ正確には伝わっていない、というのが今の私の実感です。我々が業界と言っている「図書教材」業界のことも含めて、まだまだ認知されていません。
私のやっている草の根の地道な人づくりが最後には本業に大きな利益をもたらしてくれると思っているのです。
私一人が出会う人数は所詮大した数ではありません。それでも少なくとも「教育」に意識のある方々との出会いは私の宝物です。教職員のみなさん、校長先生、教育委員会の方、文科省の方、PTA・保護者のみなさん、ボランティア・NPO法人の方、企業法人の方、退職された方、そして大学生や高校生のみなさん。この一年間、本当に多くのみなさんと出会うことができました。どなたも素晴らしい方々でした。
面白いもので意識の高い人同士が会うと、出会いが出会いを呼んで広がっていくのです。もう、私が知り合ったみなさんは複雑に絡み合っていますよね。私が得意とするところは学校教材を作ることです、そして全国の先生方を支援することですが、必ずや何らかの形で繋がることでしょう。
今年の漢字は「絆」になりましたね。
大震災を乗り越えるためにもっとも必要とされているのが、お金ではなく、人と人の結びつきだということを多くの人が実感したのだと思います。企業活動も同じです。厳しい社会情勢を乗り越えるために必要なものは弊社を理解していただける人と人の結びつきです。これからも会社を代表するものとして出来る限りのたくさんの方々といい出会いをしていこうと思っています。

寺脇研さんが教育同人社に来た!
いわいる「ゆとり教育」導入の際に文部省(当時)のスポークスマンとして活躍され、「ミスター文部省」とまで称された寺脇研さんがご来社されました。今回は雑誌「Wutan(ウータン)」の公開インタビューのためにお呼びしました。30名ほどの読者(先生や学生)の方が集まり和気あいあいの雰囲気の中、収録が進みました。
インタビューの内容は、1)ご本人の素顔に迫る、2)落語・映画のお話、3)リアル熟議の振り返り、4)震災後の教育について、5)参加者からの質疑応答などなど。。。14:00に始まった収録は予定の時間を大幅に超える17:30頃まで、まさに白熱のトークショウでした。

内容に関して、当日ご来場された千葉大学の学生さんらがツイートしてくれましたので、ちょっとだけご紹介しちゃいますね。
@moe24eom (tomone )さんより

震災後の教育の在り方についてのお話。これからの社会、教育は自分の責任で動いて選択していかなくてはいけない時代へ向かう。自己納得。
PISA調査は、ポスト近代に必要となってくる能力をはかるもの。ポスト近代に必要となってくる能力とは、予期せぬことに対応する能力。
この震災でも、立ち直るのが早かったのは大人より子どもたち(いわゆるゆとり世代)だろう。
震災後の復興で必要なのは、津波に耐えられる新しい超高層ビルなんかじゃなく、何か起こった時の対応能力を養えるような教育。切り替えられる能力。
時代を変えるのはいつだって若者。明治維新だってそうである。大人の役割は、若者のアイディアを拾い上げて生かしてあげること。
震災後、総合的な学習の時間が大切になってくる。総合的な学習の時間だけが、総合的学習なのではない。理科でも算数でも国語の時間でも、授業以外の時間でも、総合的な学びは得られうる。それを増やして行くべき。
人間には、学びたい、という本能がある。学びは本能。学びをせき止めているのは大人の方だろう。

「教育って深いです。もっと学びたい!学ぶだけじゃなく、行動したい!どうしたらいいんだろうー。」
@eri_aik0 (eri yamada)さんより

右往左往してられない今どうするか。長続きしない近代(経済的価値を重視)から次へ。画一的な教育のなかで競争させる近代から進む。
新しい時代に対応した教育。1番じゃなくていい。あれは1番、これは2番があってよい。
いまの高校3年生は生活科と総合学習を受けてきた最初の世代。そうした子どもたちが自ら行動している。彼らは総合学習の成果だと言っていた。
学力と変化に対応できる力は違う。授業時間じゃなくて、学習時間を増やすべき。学習時間≠学校で学ぶ時間。遊びの時間も学習時間。
学ぶ本能を止めちゃいけない!学ぶ本能を刺激して引き出す。それが教育者のすべきこと。
不登校の子は気長に待つ。外部刺激を与えない。教育は長い目でみることが大事。

「貴重なお話が聞けてよかったです。ゆとり教育について理解が深まりました。ありがとうございました!」
さらにこれも、ある大阪の高校生のツイッターより

「寺脇研ってTVだと極悪人で屁理屈ばかり言う人だと思ってたけどぜんぜん違う!熱くて、賢くて、すごい!やっぱり実際に会わないと分からないもんだ。」

本当にその通りです。私も出会ってからまだ浅いお付き合いですが、今日は「寺脇研」という人間をよりよく知るいい機会でした。これからも真のゆとり教育を求めてご活動いただきたいと思います。寺脇さんありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
寺脇さんからの先生方への応援メッセージは次号「Wutan」をお楽しみに!

本日、新社屋の新しいオフィスに『歩』の書が届きました。
以前ブログでもご紹介させていただきました宇佐美志都先生の作品です。

とても大きい「歩」です。そしてなんて力強い「歩」でしょうか。漢字一文字なのにこんなにも存在感を感じるものでしょうか。私自身の思いが入っているとはいえ、字が私に語ってくるようです。

教育同人社が「リアル熟議」をするようになった理由を先日このブログでも紹介をしましたが、「Wutan」の取材で、している株式会社代表でチームビルディングファシリテーターの長尾彰さんにお会いして「熟議」のお話をしていただいたことが、そもそものきっかけでした。
もし、私が長尾さんにお会いしていなかったら、教育同人社が「リアル熟議」を主催することはなかったでしょうね。彼の教育に対する情熱的な思い、論理的な裏づけ、優秀なファシリテーターとしての活発な行動力に大いに触発されました。私たちは長年、現場の先生のもっとも近いところにいる。だからもっと支援することができるハズ。私たちこそ教員熟議の橋渡し役として適任ではないかと思ったのです。その後も長尾さんからは、忌憚なく「熟議」に関して情報を提供していただき、鈴木寛文科副大臣までご紹介していただきました。今更ですが、本当に感謝です。