公教育を支える教材出版社代表のブログ

本日は、日本教材学会関東甲信越支部の研究会でした。研究テーマは「アクティブ・ラーニングと教材研究~「深い学び」を求めて~」

基調講演では国立教育政策研究所統括研究官の千々布敏弥先生にご講演賜りました。新学習指導要領が告示されるタイミングでの旬な話題でした。改めて新しい学習指導要領が求めるものをおさらいできましたし、「深い学び」についてわかりやすく解説していただきとても勉強になりました。

シンポジウムでは東京学芸大学准教授の細川 太輔先生、東京都江東区立東陽小学校主任教諭の藤村 由紀子先生、教材販売店代表として千葉県房総教材社長の谷合 敬様と共に私も教材出版社の立場として登壇させていただきました。

シンポジウムの席上では、たまたま今回の研究テーマと合致する「アクティブ・ラーニング教材」を弊社が開発しましたので、その紹介をさせていただきました。

昔から学校現場で使われている既存の修得教材(例えば理科学習ノートにおける実験観察シート等)は既にアクティブ・ラーニングの要素が取り入れられている教材と言えまず。 小学校段階においては以前より既に主体的な学びや対話的・協働的な学びは広く実践されている訳ですね。弊社ではそれらを応用して体系化したものを「アクティブ・ラーニングシート」として開発しました。特長は、どのシートも4ステップで統一したことです。

そのステップは、
①自分で考えよう(課題について、自分の考えを持ちます。)
②話し合おう(グループで話し合って、自分の考えを広げ、深めます。)
③まとめよう(②で気付いた点や大事だと思った点、考えが変わった点をまとめます。)
④次につなげよう(活動を振り返って、次にどう生かせるのかを考えます。) としました。

各シートには指導案もつけました。このことで先生は迷わずに授業が展開できるようになるだけでなく、無理なく評価につなげることができるようにしました。

デジタル版も作りました。電子黒板に設問だけを大きく映すことで授業を円滑に進めることができるようになっています。授業をコントロールできるようにタイマー機能も付けました。

「アクティブ・ラーニングシート」は学年ごと、教科ごとに重要な単元を選んで用意しました。サンプルはこちらから

業界初の試みでもあり、「アクティブ・ラーニングシート」には課題もあると思っています。 1.「主体的・対話的で深い学び」のための教材なのにそもそも体系化したシートを利用していいのか? それによって主体的な学習を保障できるのか? 2.全ての単元がアクティブ・ラーニングを実施できる内容に当てはめることはできるのか? 3.教科書の単元の内容に添っているが、この内容は子どもたちの興味関心を引き付ける内容になっているか? 教科書にはない、またはもっと応用的な課題提示が求められているのではないか?

これらの課題を乗り越えるには現場の先生方の実践による知見の集約が必要です。次年度には是非、このアクティブ・ラーニング教材を使って頂き、多くの先生方から多くの意見を伺ってみたいと思っています。

日本教材学会という学びの場での発表は教材開発者としてとても勉強になる貴重な経験でした。関係者のみなさまには改めて感謝申し上げます。

参照:教育同人社

3月9日文科省講堂におきまして「未来の学びコンソーシアム」の設立総会が開かれ、賛同人として参加してきました。このコンソーシアムは文科省、総務省、経産省の3省合同のプロジェクトで主にプログラミング教育を官民一体となって普及・推進を目指すものです。

錚々たる顔ぶれの中に混じり少し緊張しましたが、一般社団法人全国図書教材協議会の副会長としてこれからも大役をこなしていく覚悟です。

プログラミング教育の推進にはたくさんのハードルがあります。次期学習指導要領に盛り込まれたとは言え、現在のところ全国全ての学校現場で、全ての教室で、実際に授業することを想像できません。ただし、これからの日本の子どもたちに備わって欲しい知識・能力として、コンピュータテクノロジーを活用する力は必須です。むしろコンピュータテクノロジーを先導する国になることが大事で、古来より丁寧で繊細な仕事を得意とする日本人の気質にも合っていると思われ、この分野での世界トップの技術力を発揮するべきです。またプログラミング教育は、情報活用能力の育成だけでなく、実は構造的な解釈や優先順位づけなど論理的思考を育み、協同して成果物を生み出すためには対話的な学びが必要であったり、判断力や表現力を育むことになるわけです。思考を整理する力は大事ですね。

学校教材を扱う業界としては新しい挑戦になります。プログラミング教育を考えていくと、アンプラグドなものからロボット操作まで幅広く、紙かデジタルかの二項対立的な議論ではなくなります。学校を支える教材専門の企業集団として、これからこの分野をどのように担っていくのか、早急な議論が必要となります。変化はチャンスです。我々の知見やネットワークはこの分野でも大いに生きるものです。今までもそうであったようにこれからも、未来の子どもたちを教材を通じて育むことに尽力したいと思います。

販売会議真っ只中の新学期前にも関わらず、最近は協会の活動が忙しいのです。

昨年の「2020年代の教育の情報化に関する懇談会・基本問題WG」に続き、先日は「学習指導要領における各項目の分類・整理や関連付け等に資する取組の推進に関する会議」学習指導要領のコード化に関する会議に有識者として呼ばれました。そうしたら何と教育新聞さんにバッチリ取り上げられちゃいました。自分の発言がメディアに載ってしまうなど思ってもいなかったので、嬉しさよりも責任の重さを感じているところです。

次期指導要領を巡りコード化 統計処理などで活用へ「教育新聞」https://www.kyobun.co.jp/news/20170227_03/


これらの活動は会社とすれば正直一銭にもならない訳ですが、未来の業界づくりには欠かせない活動だと思っています。やはり学校教材会社は学校教材会社としてひとつの業界を形成しています。それは教科書会社でもなく、書店で売られている学参出版社でもなく、家庭向けでもなく、塾のためでもなく、全国の小中学校のために作られた教材を扱っている会社の集まりです。

今は、学習指導要領が変わろうとしている時、教科書や教材がデジタル化に向かおうとしている時、少子化が進み地域の学校の存続が問われようとしている時、日本が国際社会の一員として英語力や情報活用力を急速に求められている時などなど、学校教育は大きな変革の時期にあると思います。その時期に教材業界は何ができるのか?今まで通り学校の先生方のために仕事をすることはできるのか?

変化に対応できない業界は取り残され、最後は無力化します。業界自体が過去の遺物として見なされるからです。従ってこの変化の時期に排他的な競争は危険です。業界の縮小に拍車をかけるだけでなく価値も低下させてしまいます。いくらシェア争いをしてもその売上は空虚であり、業界の未来はないからです。自分だけが勝っても業界にいる以上業界がなくなれば存続することは不可能です。

私たちにはもっと正しい危機意識が必要です。業界の存続をかけた戦いが必要です。それには業界の価値を高める活動が必要で、業界自体をもっと認識させないといけないわけです。文科省などトップの会議に出ると自分の無力や無知を痛いほど感じます。そして悔しさを感じます。トップは果てしなく優秀で、その方々が国を動かしていると理解できるのです。そしてその中に我々はまだまだ存在していないと思うのです。

しかし嘆いて諦める必要はありません。我々教材会社の価値はこれからの時代でも十分に発揮できます。私はこれからの時代の先には、むしろ必要とされる存在になると信じています。私たちは先生方一人ひとりとのつながりを大事に、学校現場をとことん知り、授業の質を高めたり、効率的な学習を施したり、家庭学習との連携を図るなどで、質の高い教材を作り、子どもの力を育ませることができるのです。こんな素晴らしいことができる業界は他にはありません。
だから今はこの業界の存在を示し、価値を高める時期なのです。変化はチャンスなのです。まずはこの業界の価値を高めること。この一点では英知を結集して業界を大きくするのです。そして大きくなった業界で教育同人社は大いに戦いたいと願っています。

いよいよ2020年度から始まる学習指導要領の改定案が出たところで話題沸騰ですが、弊社にとっての足元は来年度の実績作りです。

来年度は小中ともに教科書の改訂もありませんから、学校教材の改訂も必要ない年です。しかし、文科省の「開かれた教育課程」のかけ声の元に次期学習指導要領の情報は早くから公開されていました。情報は既に現場の先生方のお耳にも入っていることを踏まえ、弊社は次年度に向けて、次期学習指導要領の要素をふんだんに取り入れた大胆な提案をいくつもご用意しています。

1. 学力向上のために

*「漢字・計算検定」を全校で取り組んでください。基礎基本の徹底が学力を支えます。くりかえしドリルの付録としてダウンロードサービスで提供します。

*全国学力学習状況調査のB問題に対応したトレーニングシートです。他教科の既習内容を意識した、いわゆるカリキュラム・マネジメントに対応しています。

2. 「主体的・対話的で深い学び」の実現のために

アクティブ・ラーニングを経験するためのワークシートです。オリジナルの型をご用意しましたので若い先生でもすぐにお使いになれます。デジタル版は電子黒板等を利用すればさらに簡単に導入できます。ワークテストの付録としてCD-ROMに収録しています。

3. インクルーシブ教育に対応するために

*「総ルビテスト」 ご好評の新企画です。

*「合理的配慮」を考えた漢字ドリルです。年間1冊なので前倒し学習にも最適です。

4. 小学校英語のために

現在文科省から副教材として配られている「Hi,friends!」に対応した小学校英語教材を発刊しました。1回10分のアクティビティが満載。朝学習やモジュール授業に対応できます。

Hi, teachers!

英語の指導に自信を持ちたいすべての小学校の先生方へ。小学校の先生方の英語指導力向上のためのオンライン英会話レッスンを提供します。

これらの学校教材は新学期の教材採択検討時期までに教育同人社特約代理店様から全国の学校に見本配布されます。小学校の先生におかれましては是非ご検討くださいませ。

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29年度新企画の特集ページ http://djn.co.jp/etc/kakumei2017/

『アクティブ・ラーニング』プレスリリース http://djn.co.jp/company/news/170215.html

電子カタログサービス https://djn.meclib.jp/library/Sales_tool/book/list

電子カタログ

○小学校図書目録

https://djn.meclib.jp/MOK_002PUB/book/index.html

○中学校図書目録

https://djn.meclib.jp/MOK_001PUB/book/index.html

いざアメリカへ

カテゴリー 経営

アメリカのシカゴに事務所を構えることになりました。 以前より準備をしていた米国小会社がいよいよ本格的に稼働します。 【プレスリリース】

アメリカの子どもたちのために、アメリカのカリキュラムに合わせてアメリカの学校向けの算数教材を制作します。もちろん全て英語です(笑) 全く未知なる挑戦です。ゼロからのスタートです。どうなることやら全くわかりませんが、今はただ、このような挑戦をすることができる機会を頂いたことに感謝をしています。

挑戦するにはまずは人との出会い。挑戦は一人ではできません。その挑戦に共感してくれて一緒に汗を流してくれる人との結びつきがなければなりません。私が外資系金融機関からこの業界に入った時には海外への挑戦など到底想像もできませんでした。もうそういうグローバルな世界とは無縁なのだと思っていました。社長になってからも、まずは足元を固めることで精一杯でしたから、海外展開など自分の中には1ミリもありませんでした。それが最近になって奇跡のような出逢いが重なって、繋がって、とても自然に導かれるように流れができました。運命のようにも感じています。会社設立から教材づくりに関わってくださっている全てのみなさんに感謝を申し上げます。

もうひとつは経験と実績です。無知な挑戦は無謀ですが、英知を持つものは挑戦しなければなりません。83年間長きに渡って学校教材を作ってきた経験と実績は何ものにも代え難いものです。文化風習や言語は違えど、子どもたちを育む教材作りという原点は全く同じです。のべ何億人という子どもたちに対して学校教材を提供してきた会社だからできる挑戦だと思うのです。また、特に日本の算数は世界で高い評価を得ています。「数」を基本とした効率的なカリキュラムや効果的な学習法があり、基礎基本を丁寧に、かつ(スパイラル的に)くりかえし学習させています。我々は無意識に長年そのコンテンツを作り続けてきたわけですが、それは海外から見ればとても価値あるコンテンツであり、海外の子どもたちにも十分に生かされるはずです。

創業者の森松雄(私の祖父)は昭和41年(私が生まれた年)に世界を旅して各国の教育制度の勉強をして書籍にまとめました。この時に既に世界に目を向けていたのだと知ると考え深いものがあります。さて、我が人生をかけて祖父に追いつくことができるか、、、これが私の真の挑戦なのかもしれません。

追伸:

森松雄著「欧米ソを旅して」のあとがきにこんなことが記してありました。50年前の祖父からの言葉は重いな~ 私はその期待に応えなければならない。 国としても小学校英語がようやく始まりますね。なんと時間がかかったことか。。。

「外国語について」
私は敢えて外国旅行ということだけでなしに、これからの若い人に望みたいこととして、やはりシッカリとした外国語の知識を身につけておくべきだということである。好むと好まざるとにかかわらず、これからはいよいよ国際社会に進出していかなければならない日本人である以上、英語はもちろん、第二外国語としてドイツ語でも、スペイン語でも、フランス語でも、ロシア語でもよい、マスターした外国語を身につけておく心がけが大切だと思う。 例えば、我々中小企業の中においても、どこの国の資料であろうと、すぐに社内で翻訳して必要なものを活用してゆけるだけの準備が必要になってきているのである。 航空機の発達がいよいよ世界の距離を縮めている現在、ほかでの翻訳を待っていたのでは、スピードを増した企業間競争に間に合わない時代になっている。私自身遺憾ながら偽国語の知識はない。それだけに、これからの若い人にそれを希望し、期待するのである。

米国子会社会社概要:

社名: Japan Math Corp.
所在地: The Monadnock Building 53 West Jackson Blvd., Suite 857 Chicago, IL 60604
Mail: info@japan-math.com
【プレスリリース】http://www.djn.co.jp/company/news/170201.html

組織は内部から崩れると言います。変化が起こっている時は特に戒めなければなりません。

弊社においても内の危機がありました。冬教材の出荷から3学期の出荷と大きな遅滞を生じさせてしまい販売店さま及び学校の先生方に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。また急いで出荷するあまりミスも多くなり、更なるご迷惑をおかけしました。このことは内部の体制を過信した経営者の責任です。大反省です。関わった販売店様及び先生方には伏してお詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした。

外の敵に気を取られ、内から足元をすくわれたということです。。。一見外敵が組織を壊すように見えますが、むしろ組織は外敵には強いものです。危機に対応して一致団結が促され方向性が整うと、一人の力では弱いものも集まると大きな力になります。一方で組織は内からの瓦解には弱いものです。人は仲間には甘いもので直近の「いい関係」を重視して将来の危機を無視しようとします。壊れていてもなかなかそれを認めようとしないため一度壊れると立て直すのは至難です。壊れてみないと本当の価値を気づかないことすらあります。

このことは「業界」においても当てはまります。図書教材業界は今まさに変革期にあります。多種多様な外敵が虎視眈々と狙っており、強大な敵も存在感を増していますが、外敵に対しては団結して戦う姿勢が見えてきました。心強い限りです。しかし、もし内からの瓦解が始まると話は変わります。市場の縮小は業界を不安に陥らせています。自らの生存だけを図ろうとするために外敵を理由に団結をしなければならない味方が味方の価値を棄損する行為に走る可能性があるのです。価値を高めなければならない時期に自暴自棄に陥り、自ら価値を下げてしまうのはその典型ですね。市場の刈り取りはもう時代遅れです。既に田植えの時期に来ているのです。その前の耕す時期なのかもしれません。

内部崩壊を防ぐには(1)危機意識を共有すること(2)自分の役割に自信を持ち、全うすること(3)組織としての長い見通し(ビジョン)を持つことだと思います。次の手を思案して拙速だったと嘆いても後の祭りです。次の次、次の次の次まで見通して行動したいものです。変化の時代、一人一人が試される時代です。

明けましておめでとうございます。

今年は酉年でもあり大いに飛躍したいところですが、まずは来るべき変革の時代に向けて爪を研ぎたいと思います。

さて、新年初日は全社員を集めて恒例の社長の年頭所感です。演題は『会社のために何ができるか』です。アメリカではトランプ新大統領が誕生し、その就任演説が注目されているところですが、社員に向けてケネディ大統領の就任演説から有名な一節を引用して話をしました。

Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.

J.F.Kennedy

「国があなたに何をするかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。」 東西冷戦の真っただ中、ベトナム戦争やキューバ危機など混沌とした時代にあったころ、自由という権利を獲得するために国民に総決起を促した言葉として有名です。

学校教材の業界も時代の要請によって混沌とすることは明らかです。まさに組織への従属性から自ら働く主体性が求められる時代になるわけです。

加えて以下の話をしました。教育同人社は今とても若い会社です。大卒や中途の新入社員が多く、社歴が浅いので会社に属して働くということを意識化させるために当たり前のことを話しました。

1.まずは会社のために働くこと
*会社の地位を上げることが自らの価値を上げる
2.覚悟を持って、どんな仕事にも挑戦すること
*時代は変化している、変化のない仕事はない
3.真の専門性を磨き高めること
*プロとして社会の要求に応える
4.小さく具体的な目標を向かい、結果を出すこと

*会社は言い訳はできない、全ては結果に表れる

「会社のために働く」というと封建的に聞こえるかもしれませんが、そういうことではありません。会社の価値を高めることが自らの価値を高める一番の近道だということです。せっかく縁あって「教育同人社」という素晴らしい会社に属しているのですから、全力でこの会社に恩を返すことが求められているのです。

変化は確実に訪れています。変化に対応するスピードや変化に挑戦する姿勢が問われています。「教育同人社」も変化しなければならないのです。そんな中、社員たちの意識を一つにする必要があり、一人一人のレベルを向上させる必要があります。そしてこの会社に属する全ての社員が覚悟を持って「教育同人社」を背負うことができれば、如何なる変化にも対応できる会社として進化することになります。

何年かして振り返ると、いつの間にか新しい「教育同人社」に生まれ変わっているかもしれませんよ。変化に挑戦する社員たちの成長を見てそんな思いを持っています。まだまだよちよち歩きですが将来にご期待ください。

早いもので激動の2016年が終わろうとしています。

今年を振り返って。。。

1月「会って会ってhttp://tatsuyamori.com/?p=5524

今年もやっぱり「会う」ことを大事にスタートしました。

2月「みんなの総ルビテストhttp://tatsuyamori.com/?p=5577

インクルーシブ教育に対応していく覚悟を示しました。

3月「人が足りないhttp://tatsuyamori.com/?p=5647

流通センター運営の苦悩が。。。今も問題山積で責任を感じております。。。

4月「新学期採択御礼http://tatsuyamori.com/?p=5696

社員たちの頑張りに、販売店さんのお力に感謝です。

5月「いざ文科省へhttp://tatsuyamori.com/?p=5745

文科省のワーキンググループに呼ばれ、国の政策に関わる仕事をさせていただきました。

6月「スーパーカミオカンデ!http://tatsuyamori.com/?p=5801

ノーベル賞を体感しました。

7月「特許は必要か?http://tatsuyamori.com/?p=5833

新しい時代に向けて権利意識にも変化が。。。

8月「Rio!http://tatsuyamori.com/?p=5872

今年はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでしたね。日本人選手大活躍でした!

9月「学校教材は誰のものhttp://tatsuyamori.com/?p=5872

全図協の素晴らしい試みです。副会長としても頑張ったな~

10月「結婚式http://tatsuyamori.com/?p=5963

これから結婚式が多くなりそうだな~

11月「ICT教育活用研修会http://tatsuyamori.com/?p=6101

さてさて「デジタル教科書」にどう対応しましょうかね。。。

12月「グーグル本社inシリコンバレーhttp://tatsuyamori.com/?p=6200

やはり世界のトップ企業に触れるのは勉強になりますね。

嬉しいこと、悲しいこともたくさんありましたが、こうやってみると結構アクティブな一年でした。来年も益々行きますよ!(笑)

では、みなさまよいお年をお迎えくださいませ。

見た目の年齢

カテゴリー 家庭

クリスマス前のこの時期ですが、先日は娘の15歳の誕生日でした。子どもの成長は早いものですね。

一人娘なので少々過保護に育ててしまったかなと反省しつつ、ここまで大過なく元気に成長してくれたことに感謝です。勉強は遅くなかなか期待には応えられていませんが、人を思いやる心を持っている優しい娘で友達も多くコミュニケーションは上手なようです。明るく楽天家というのもいいですね。

家族での誕生会の席で、来年は高校生か、、、という話から親の年齢の話になり、

娘「パパは50歳には見えないよね~」

父「そうか~?」 と言いながら、まんざらでもない。 とてつもなくいいこと言うじゃないか。。。

父「いくつぐらいに見えるの?」

娘「45歳ぐらいかな~」 5歳も若いのか!毎週走っている甲斐がある。斎藤さん?と違って髪がふさふさなのも功を奏しているかな。。。(ちなみにトレンディエンジェルの斎藤さんは37歳らしい)

母「ママは?」

娘「んん。。。年相応かな」なんと!気を使えよ、気を!ここ大事なところだぞ!

母「えっ~ショック。じゃあパパより年上になっちゃうじゃん」

娘「だってそんな感じだもん。。。」おいおい、コミュニケーション大事にね!

父「ん?えっママの方が偉い感じってこと?」 パパの方が下ということか?

娘「だってそんな感じだもん。。。」

娘にとって母は偉大なのだ。そこは超えられない。家の中の順位は娘に決められていたんだ。。。そう言えば愛犬ルイ君もママにべったりだよな~ 犬は順位づけするって聞いたことがある。 残念((+_+))

中学生になってもママとはよく話しているらしい。母子のコミュニケーションはバッチリでむしろ父の出番はない。 と、嬉しい気持ちと少々複雑な気分になりながら娘の成長を実感した誕生会でした。

翌日。。。

まあいいっか。見た目だけでも若く見られるのは悪いことではない。家の地位を築くのは母の仕事だ。父はNo.2で十分だ。我が家の場合。。。 「さあ、ひとっ走りしてきますか!」と言っても誰も返事をしてくれないので、独り言をつぶやきながら5キロ走破。。。 楽天家は私の血に違いない(笑)

P.S.

ママ作の誕生日ケーキは絶品でした。

いよいよ中教審から新学習指導要領の答申が出るようです。新しい教育が始まります。答申が出れば2020年度を待たずして新しい教育を見据えていろいろなことが動き出すことになります。

先日中教審初等中等教育分科会(第108回)を傍聴してきました。分厚い資料を頂きました。意見徴収は50団体に及び、分科会、部会、教科別ワーキンググループなどの複数の会議で膨大な時間をかけて審議が行われたことがわかります。そしてこれらの情報は「社会に開かれた教育課程」の実現という理念のもと、ほとんどオープンに公開されてきました。従って答申が出る前から既に我々はたくさんの情報を持っており色々な議論がされている訳です。

「カリキュラム・マネジメント」の実現、「主体的・対話的で深い学び」の実現(「アクティブ・ラーニング」の視点)、辺りが改善のキーワードですね。これは今までの学習指導要領が「何ができるようになるか」「何を学ぶか」を中心に述べられていたものから、次回は「どのように学ぶか」の視点に力を入れていることを表しています。

「どのように学ぶか」ということは「どのように教えるか」ということと表裏ですから、国は指導法に対しても指針を示すということになります。そして、今後の課題は全国100万人の先生方に新学習指導要領の理念をどのように伝えていくかに移ることになります。

弊社は教材会社ですから現場の声を反映して良質な教材を追求してきました。今後はそれに加えて学習指導要領の理念や方向性に合っているかを整合させることが今以上に求められます。現場ニーズと指導指針、むしろ両者を融合させた現実的な折衷策を学校教材が担うようにしなければなりません。もちろん教科書は大きく変容することになると思いますが、教科や学年を超えて採用できる学校教材はそれを補う存在として益々必要になると思うからです。

今後は先生への指導法の提案や研修活動も教材会社の役割のひとつになります。実際、学校現場は多様です。よって究極は学校よって違う「カリキュラム・マネジメント」が行われることになります。1つひとつの学校をサポートできるコンシェルジュ的存在が益々必要になるわけで、それを実現できるのは教材会社が持つ全国販売店網に他ありません。

また、「アクティブ・ラーニング」などの指導法の修得には実践を踏まえた具体的な研修が必要で、「型」を持つ教材を活用するのが現実的です。「教材」と「研修」の一体化が必要とされます。

改善のキーワードである「カリキュラム・マネジメント」の実現も、「アクティブ・ラーニング」の視点の実現も、どちらも学校教材という存在を通じて貢献できるわけです。

文科省は今後全力を挙げて教員への啓蒙に力を入れると言っています。弊社はその流れに遅れずにそれらをさらにフォローできるような動きをして全ての先生を支援していきたいと思っています。教材会社も今までの既成概念に縛られず世の中の変化に応じて「主体的・対話的で深い学び」が求められているということでしょうか。(笑)

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