公教育を支える教材出版社代表のブログ

今年も早いもので師走ですね。ここのところ歳のせいか、月日が経つのが早く感じます。
弊社も新社屋になってからもうすぐ3年が経とうとしている訳です。この3年間で多くの方がご来社頂きました。弊社を気に留めて頂き、誠にありがたい限りです。
ご来賓のみなさんはやはり社内を見学したいとおっしゃっていただきます。私は隠さずに全部お見せしています。営業部門も編集部門も。。。
その中で一番興味深く見られるのが私(社長)のいる場所です。弊社には社長のための部屋はありません。私は営業部と繋がっているスペースに座っており、誰でも入ることができます。私の声も社員たちの声もよく聞こえます。社員たちからするとやりにくいところもあるかと思いますが、私は重宝しています。厳しくも、やさしくも、会社は空気感が大事なので、社員たちの雰囲気を感じことができる場所が経営者としては望ましいのだと思うのです。
しかし実は、設計上社長室は用意されています。

今はそこは役員応接室として利用しています。主に私や役員のお客様がいらした時や役員会など重要な会議の時に使っていますが、私の中では、ここは亡くなった会長(父)のための部屋と思っているのです。父が生きていればここが会長室だったでしょうから。。。
社長机や書籍棚などの家具は先代の会長(祖父)から引き継いできたもので、如何に父が大事に使ってきたかを物語っています。椅子も父が座っていたものです。社屋は質素でよろしいというのが父の教えです。着飾るような派手な人を嫌い、言葉上手な人を信用しない父らしい考え方です。
たまに一人で、じっくりと考えるときに入ります。社員たちが仕事をする場所から少し離れたところにあるからか、都会のど真ん中にあるとは思えないほど静かな部屋で、心を落ち着かせるのに最適な場所です。変な話ですが、もしかしたら父が見守ってくれているかも、、、とも思うのです。
明日、12月5日は父の命日です。
師走に入り慌ただしくなるこの時期に、少し立ち止まって考える時間を父がくれているのかもしれませんね。
感謝。
P.S.
これからもたくさんに方々にご来社いただきたいと思っております。役員応接室でお迎えいたしますので、どうぞお越しください。

全国約2万校の小学校にスヌーピーの袋に入った教育同人社の教材たちが届いています。

この袋の中には私たちの思いが詰まっています。

東日本大震災から1年が経ちました。教育同人社は、震災発生直後からこの一年間、各地への教材の寄贈はもとより、震災後の教育について考える「リアル熟議」の開催や、様々なNPO団体などへのご協力を通じて、復興支援に取り組んで参りました。
3月11日 震災へのお見舞い(14日)
3月24日 (社)日本図書教材協会の取り組み 私たちの仲間も被災しました。被災地の学校へ教材が届けられるよう、販売組織の維持に業界を挙げて尽力しました。
3月30日 埼玉スーパーアリーナにある双葉町役場を訪れて 福島の方々の現状を知りました。この時のことがリアル熟議in加須につながります。
4月4日 NHKクローズアップ現代「どう支える 被災地の子どもたち」で弊社の支援の取組みが放映される ツイッターでの被災地の先生との連絡がきっかけでした。まだまだ交通網も混乱している中、地元販売店さんが届けてくださいました。
4月5日 小中学校への教材支援活動レポート 弊社営業部員が販売店さんの応援のため、身の危険もありながら学校回りをして見本を届けました。悲惨な光景に目を覆いたくなりました。
5月3日 リアル熟議IN加須「震災後の新しい学校教育を考える」 こういう時だからこそ、、、学校教育の必要性を感じました。
7月 『がんばろう日本!応援プロジェクト』 節電ポスターキャンペーン 933点の応募!全国の子どもたちに感謝!
7月 南気仙沼小学校を救え!「通信表デジタル化支援プロジェクト」 流されてしまった通知表を再生し、デジタル化してお届けしました。
8月 子ども熟議in石巻 子どもたちのたくましさに勇気をもらいました。
などなど、私たちにできたことは、被害に遭われた被災者のみなさまからすると、ほんの些細な活動です。こうやって振り返ってみると、もっとできることはあったのではないかと自戒の念に駆られます。
教育を支えるのが私たちの使命です。学校教材を作り、全ての子どもたちに教材を届けるのが私の夢です。今後とも復興に向けての長い道のりを、弊社と関わって頂いている全てのみなさまと共に、一歩一歩、歩んで参りたいと思います。
あらためて、震災により尊い命を奪われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

新しい自分を探して

カテゴリー 理念, 経営 | コメントは受け付けていません。

昨日は、先代社長の父の3回忌法要でした。早いものです。もう2年が経ったのですね。
法要が終わり、少しほっとして、静かになって考えてみると、この2年間いつの間にか肩に力が入り、人のために、父のために、頑張りすぎている自分がいたと感じたのです。
父が病魔に襲われてから会社を継ぎ、社長業を学ぶ間もなくすぐに帰らぬ人になってしまい、迷いながらも一生懸命社業に邁進してきました。父から受け継いだ会社のために、そこで働く社員のために、父を悲しませないために、父にちゃんと継いでいることを報告するために。。。
見えない相手を追いかけているような。。。僕が僕でないような。。。
これからはもう一度、自分探しの努力をしてみようと思いました。もう「父の代わり」を卒業しなければなりません。会社を代表するものの器量が会社の器を決めると言っても過言ではありません。まずは私自身を高めることができなければ会社の成長もありません。
もういない父の背中を追いかけるのではなく、新しい自分を探すために、自分の道を歩いてみようと思います。

弊社は7月決算の会社です。何か中途半端な時期ですよね。たぶん、1学期の終了を以って一つのケジメとする、夏休みに決算作業が出来るなどが理由かなと思っています。
その決算も59回を数え、今期は60期を迎えることが出来ました。人で言えば還暦です。とても記念すべき年ですね。小さな企業ですから誰も褒めてはくれませんが、もの凄い偉業だと思っています。本当はお祝いをしないといけないかもしれませんね。。。 ただ私自身にはあまり実感がありません。私は3代目社長ですから自分で60年苦労したわけではないですからね。私は社長歴3年ですから、まだ5%しか貢献していませんし。正直浮かれている時期でもない。

私の友人で、弊社の理念づくりに尽力をいただきました武田斉紀氏の新刊「ブレないリーダー」~リーダーが果たすべきたった一つのこと~が出版されました。
ナント!その中で弊社(というより私の)顛末がバッチリ載っているのです(*^_^*) 私がいかにダメな経営者であったか(今も大した経営者ではありませんが、、、)が紹介させています。何ともお恥ずかしいところもありますが、みなさん是非お手にとっていただき、ご一読ください。とてもわかりやすく経営者(リーダー)の役割が事例を交えて解説されていて、若手管理職のような小さなグループリーダーにもお薦めです。

この度、全日本中学校長会が発行している機関紙『中学校』5月号に寄稿させていただきました。
シリーズ「経営」という枠で、一般の企業経営者が登場して自社の経営についてコメントする内容です。
タイトルは「三代目が理念をつくる~全ての子どもにもっと教育を~」 祖父、父から譲り受けた会社で、何故理念づくりが必要であったかを書かせていただきました。
中学校No.692
もしご興味があればお読みください。
私のような若輩ものが中学校の校長先生のお読みになる雑誌に寄稿するなど誠に恐縮なことですが、このような機会をいただきましたことは誠に光栄です。これも祖父、父と受け継いだ創業78年の成せる業と認識しております。あらためてお声をかけていただきました先生方に感謝申し上げます。
中学校教材はいよいよ来年度に大改訂を向かえます。子どもたちに、そして先生方に喜んでもらえるよう良質な教材づくりに励んでまいりたいと思います。

本日、新社屋の新しいオフィスに『歩』の書が届きました。
以前ブログでもご紹介させていただきました宇佐美志都先生の作品です。

とても大きい「歩」です。そしてなんて力強い「歩」でしょうか。漢字一文字なのにこんなにも存在感を感じるものでしょうか。私自身の思いが入っているとはいえ、字が私に語ってくるようです。

『歩』

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昨日無事に新社屋の内覧会を滞りなく開催することが出来ました。200名近くの来場者を数え盛大に執り行うことができ嬉しく思っています。
来場者には「歩」の色紙をお配りさせていただきました。
書は書家であり、文字文化文筆家でいらっしゃる宇佐美志都さんにお書きいただきました。「歩」という文字を授けてくれたのも宇佐美さんなのです。実在のものは応接室に飾ろうと思っていますが、新社屋の落成記念に色紙にさせていただいたものです。
実は、「歩」という文字にはいろいろな思いを重ねています。
新社屋ができたのも元々ここに社屋を構えて営みを続けてきたおかげです。先々代、先代や教育同人社に関わってこられた先人のみなさまの一歩づつの歩みがあってこそですね。私たちは本当に恵まれています。

教育同人社の新しいプロダクトマークの愛称が決まりました。
『みつまる』です。

決定方法は至ってシンプル。昨日の年頭式の際に社員全員の投票で決定しました。約3分の1の票を得て「みつまる」に決定です。社長である私も1票の権利しかありませんでした(^_^;) 民主的でしょ。
「3つのまる」だから「みつまる」決まってみるといい名前ですね。ひらがなっていいかもしれませんね。なんかやさしくって、まるくって。。。

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