公教育を支える教材出版社代表のブログ

いよいよGIGAスクール構想による一人一台端末環境下での学校教育が本格的にスタートします。GIGA元年ですね。
教育同人社ではいち早く、一人一台のクラウド環境に対応した「スヌーピーのくりかえし漢字・計算ドリル」の児童用デジタル教材をリリースしました。例年同様にスヌーピードリルをご採用頂ければ、全ての児童が無料で利用できます。

また、クラウド型デジタル教材の無料提供・活用支援を行う「GIGA活チャレンジプロジェクト」を始めました。急な環境変化を不安に思う先生方を少しでも支援したいと思い、東京学芸大学の高橋 純准教授をアドバイザーに迎え、従来の指導法に加えてクラウド型デジタル教材を活用できる学習法を提案いたします。ご提案は(1)Google Workspaceを使った漢字学習 (2)自動採点型ドリル(所謂AIドリル)を使った効果的な指導法(3)授業支援クラウドを使った家庭学習支援(4)教育同人社の学力確認テストを使ったCBTの実証 など4つです。

我々の教材開発の理念は、現場の先生方に寄り添うことで良質な学校教材を提供することです。教科書とは違い、また一般の教材とは違い、学校教材づくりの知見は現場にあり、先生方の実践が全てだからです。この姿勢は教材がデジタル化しても変わることはありません。
現在、教材を取り巻く環境も混沌とした状況です。特に性急にデジタルだけでなんとかしようと思慮すると、(紙は古いものという間違った認識があると)その混乱に拍車をかけてしまうのではと心配になります。教育のICT化は国家戦略です。今後益々発展をしていくことでしょう。だから故に足元(学校現場)は不易流行でしっかりと固めておく必要があるのです。教育同人社は今までの先生方の知見や経験が上手に活用され、より良いデジタル化が進むよう全力で取り組んで参ります。そう言った意味では『GIGA活』は私たちのチャレンジでもあるのです。

【デジタル教材に関するお問い合わせ】https://www.djn.co.jp/form/digital/
【プレスリリース】https://www.djn.co.jp/company/news/210318.html