公教育を支える教材出版社代表のブログ

19日・20日と宮城県石巻を訪れました。そして教育夏まつり2011in東北石巻の中で行われた「子ども熟議」をお手伝いしてきました。

テーマは「震災後、これから私たちにできること」です。

総合司会は北九州市の菊池省三先生。宮城教育大学など地元学生を含む全国から集まった大学生たちがファシリテーター役になって手伝います。参加者は地元の小中学生36名。(沖縄から来た児童も一人いましたね) 石巻ジュニアリーダー「げろっぱ」の子どもたち、雄勝復興太鼓の雄勝中の生徒たち、そして地元飯野川中学校や大川中学校の生徒たち、中には気仙沼ファイト新聞で頑張っている2年生の児童もいました。

大人たちに囲まれ意見が出るのか、小学生は意見が言えるのか、参加意識はあるのか、短い時間の中で熟議までできるのか等々準備段階では不安いっぱいのスタートでしたが、菊池先生の場作りの上手さから、学生たちも素晴らしいリードをして雰囲気も一気に盛り上がりました。

10分もたたないうちに不安は解消されました。言い始めると止まらない。。。課題出しに困ることはなかったようです。

「ひとりになれる時間がない」「集中して勉強ができない」「被災者のモラルが低い」「先生・生徒・保護者のコミュニケーションが悪い」「商店街が死んでいる」「外が暗くて夜が怖い」「学校をなくしてほしくない」等々

そして解決策。。。子どもたちならではの斬新で思い切ったアイデアが続出します。また大人たち同様の深刻な話も。。。

「運動できる遊び場がほしい」「早く国会を動かして」

「ゴミを拾う」「ボランティア活動を紹介してほしい。私たちも手伝いたい。」「笑顔」

「文化祭で地元を盛り上げたい」「AKB呼びたい」「ディズニーランドを作りたい!」

たった1時間弱の議論でしたが、彼らの思い思いの気持ちを生で聞くことができたのは勉強になりました。彼らは希望を持ち、とても前向きで明るいということ。被災者でありながら他の被災者に対して何か動きたいという気持ちを持ち、地元を復興させたいと熱望していること。。。大人以上に状況を俯瞰して見ていて、冷静に大人たちの行動を見ているということ。。。

一方で、自分は何をするべきか?は正直まだまだ定まっていないと感じました。(当たり前かもしれませんがね) 今やっている彼らの素晴らしい活動もこれでいいのかな?と思っている節があります。 これは大人たちの不安やリーダーシップのなさが影響している風にも感じます。常識や経験、法律やルール、既得権者のしがらみや差別・平等の考え方。。。あまりにもたくさんの事柄がこんがらがって身動きが取れない大人たちによって、子どもたちの行動や夢を縛っていたすれば大問題ですね。

私たちは10年後、20年後の地元を作るであろう子どもたちの声をもっとしっかりと聞くことが大切ですね。

石巻(被災地)が自然環境と共生した芸術や文化の発信地になることは夢ではないですよね。もしかしたら本当にディズニーランドができるかもしれない。

学校は大人たちの常識を教え込む場ではなく、子どもたちの成長を促す場であるはず。今こそ、学校を中心に子どもたちと共に町の復興を思案する時期なのかもしれません。彼らをもっと信頼して、支援していく大人の存在が必要です。私もそういう大人でありたいと自戒した「子ども熟議」でした。

参加した子どもたちに感謝!!

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