公教育を支える教材出版社代表のブログ

四つのテスト?小学校ワークテストではありません。教育同人社は小学校向けワークテストを世に出した初めての教材会社と言われていますが、私たちが作っている学校教材のことではありません。これはロータリアンとしての心得えを示したロータリークラブの倫理指針です。

昨年からロータリークラブに所属させて頂いていますが、先日その研修会があり、その中でこの「四つのテスト」の勉強をしました。

四つのテストとは、

1.真実かどうか

2.みんなに公平か

3.好意と友情を深めるか

4.みんなのためになるかどうか

今ではロータリークラブの基本理念として伝えられていますが、実は今から60年以上も前の大恐慌のさなか、ハーバート J.テーラーという一人のロータリアンが社業再建のために唱えられたものと聞いて驚きました。

これは商売の実践として提唱された格言なのです。実際に商売をしている身として、格好つけた格言だけで成功するとは到底思えません。より貪欲にさらなる野望をもって事業に臨むことが求められます。しかし一方で、それだけでは事業を成功に導くことはできないことも理解しています。品格と誠実さを持たない経営者はいつかは市場から退場を命じられるでしょう。
資本主義は信頼主義と言っても過言ではありません。ビジネスに携わる全ての人たちが、お互いに誠実に、公平に、好意をもって対応することが信頼関係を構築し、仕事ができる環境をつくることになるからです。

我が業界はどうでしょうか?

少子化によって経営環境は厳しさを増しています。野望が独り歩きする可能性がある環境です。

「独占を考える」「相手を出し抜く」「誇張して宣伝する」「付加価値を無価値化する」ことも横行する環境です。どれもビジネスの常道です。しかし残念ながらそれらの行為をすればするほど業界の価値は下がり、お互いの信頼が損なわれ荒廃します。そして業界体力(主に販売組織の体力)を奪い参入障壁を弱めることに繋がります。

直販システムというしくみを持つ我々の業界はその信頼性の元に成り立っています。みんなで見本を学校に提示して、先生方にしっかりと検討をしていただく。先生一人ひとりの指導法や児童の現状によって、自らに合った良質な教材を選んでいただく。私たちはその聖域とも言える環境を高い倫理観でしっかりと守ってきました。そのことが学校現場から高い信頼を頂き、今でも学校教材が毎年ご採用いただけることに繋がっているのです。

見本配布(見本提示)と採用検討という行為をなくしてはいけません。

四つのテストならぬ、教育同人社のテストが全ての学校で公平に検討されるよう努力していかなければなりません。またそれを阻害する行為は将来のためにも勇気を持って正していかなければなりません。

この業界にご賛同いただける経営者が多いことを祈ります。

***

P.S.四つのテストの解説を少し。。。

【真実かどうか】真実は不変であり、時代を超越するものです。真実は正義なくしては存在し得ません。
【みんなに公平か】顔を突き合わせてとは言わないまでも、腕を伸ばせば届くような所で、激しくやり合うビジネス手法に代わり公平さを取り入れたビジネスは、お互いの関係を傷つけるよりも、その関係向上に役立ってきました。
【好意と友情を深めるか】人は生まれながらにして、他者と協力して生きていく存在であり愛情を示すことは生来備わっている本能です。
【みんなのためになるかどうか】食うか食われるかを原則とする無慈悲な競争を排除するものであり、それに代わって建設的で創造的な競争を導入するものです。

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