公教育を支える教材出版社代表のブログ

3月11日です。あの未曾有の大災害、東日本大震災から2年が経ちました。

経験したことのない大津波により、多くの死者・行方不明者を出し、原子力発電所が制御不能になるという、これも経験したことのない未曾有の大災害が日本を襲いました。この2年間、世界中の方々から温かい支援を頂き、日本中の人が被災地を支えました。

先日、自衛隊の方のお話を伺いました。一週間寝ずに災害と戦った苦闘の日々を生々しくお話頂きました。その彼らの励みは被災者の方々からの感謝の言葉だったようです。(子どもたちからの感謝の手紙を涙して読まれていました) そして、彼らの誇りは被災者の方々の道徳心の高さと話されていました。(他国では被災地に暴動はつきもので、軍隊が援助に入る場合は銃を持って制御するのが常識らしいのです) 配給や給油の際に列を作り並ぶ様子は海外から称賛され、驚きとしてニュースになりましたね。厳しくとも、お互いを助け合う心が、あの大災害でも国が乱れなかった理由ですね。 まさに「絆」がこの日本を救ったわけです。

先週、(社)全国図書教材協議会の運営委員会があり、そこで東日本大震災のために設立した基金制度について討議されました。実は3月末が期限です。全国の販売店さんと加盟出版社からの多額の寄付により設立された基金も2年間の役割を終えてしまうわけです。一方で新しい基金を創設する案も話し合われました。大震災の教訓を引き継ぎ、被災地の今後を支援していくためにも、そして、いつどこで大きな災害に見舞われた場合にも備えて、「全国災害復興支援制度(仮称)」を立ち上げる予定です。運用上空白期間を作らないように配慮することも検討しました。全図協に加盟している販売店組織によって、全国津々浦々にある全ての小中学校に教材を送ることができます。いかなる災害が起ころうとも、学校があり、子どもたちがいる限り、教材を届けることが私たちの使命です。東日本大震災に対して集められた寄付ですが、その精神を新しい基金に引き継ぎ、被災地の販売店だけでなく、全国の販売店を支えるしくみを作りたいと思います。

震災から2年、、、いつの間にか私たちはいつもの平穏を求めて普通の暮らしをし始めていますね。 むしろビジネスの世界では、厳しい現状から敵愾心を強め、都合よく独りよがりに自分だけを守ろうとする動きすら垣間見えます。悲しいことです。被災地の復興はこれからが正念場であり、支援はし続けなければなりません。原発事故の終息は30年、40年かかるとも言われています。生きている私たちが、ずっと背負い続けなければならないものです。震災の教訓はこれからも忘れてはいけません。

戦後、日本は国民ひとりひとりの力で、世界に名だたる国となりました。これからはこの大震災を乗り越えなければなりません。多くの犠牲者の魂を無駄にしないためにも、私たちは「絆」を強め、世界が羨む素晴らしい国を作らないとなりません。

今、学校現場では「音読」が盛んです。教科書だけでなく、たくさんの文章を読ませたいという先生方の思いだと感じています。日本語には素晴らしい言葉がたくさんあります。人をおもいやり、自然を愛することができる豊かな心は、たくさんの美しい言葉に囲まれて育つものだと思うのです。だから是非、子どもたちにはたくさんの文章を読んでもらいたいのです。弊社が発行している『音読の森』は美しい言葉が満載です。「いのちの詩を読もう」という企画があり、「いのち」について考えるきっかけも与えています。豊かな言葉に触れ、いのちを大事にし、人を想う人になってもらいたいと願う、私たちからのメッセージです。

未来の日本も、人と人が「絆」で結ばれている美しい国であってほしいと願っています。

P.S.音読指導を系統的・継続的に!【はなまるサポート】

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