公教育を支える教材出版社代表のブログ

新学期商戦も終わり一息ついていた4月末、日図協事務局より思わぬ依頼が舞い込みました。文部科学省「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」が設置した3つのワーキンググループのひとつ「基本問題検討ワーキンググループ」に参加して欲しいとのことでした。学校教材の業界では若手で、まだまだ若輩ものの経営者ですし突然のことで大変驚きましたが、現在日図協「ICT教育活用研究委員会」の委員長でもあり、数年前より共同研究やNPO法人全国初等教育研究会(JEES)でお世話になっている堀田龍也先生からのご推薦とのことでしたので僭越ながらお受けすることにいたしました。

4月末、ドキドキしながらいざ文科省へ。

文科省の会議というのはどういうものなのか。とにかく会議に出席して検討課題に少し意見を言う程度かな、、、という甘い考えは見事に裏切られました。初回は冒頭の趣旨説明の後、自己紹介を兼ねて自社の事業領域の説明と自らは具体的にどのような意見を持っているのかを問われます。思いや願いなどの感想レベルでは通用しません。

そして先週行われた第2回会議ではなんと10分間のプレゼンテーションを託されました。まさに学校教材業界を代表して発表するということです。十分な準備の時間はありません。同業他社や協会事務局とじっくり打ち合わせている暇もありません。今までの自分の経験、実績、それに基づいた自分の考え、それだけが頼りです。プレゼンではまず学校教材とは何か、学校教材の業界とは何か、学校教材ビジネスのしくみは、そして現在の学校教材が担っている役割は何かといった現状認識を述べた後、実践に基づいたデジタル化の活用例やデジタル教材の現状を報告しました。その上で、幾つかの提言を申し上げました。ここで詳しく申し上げることは差し控えますが、とにかく学校教材の延長線上にデジタル教材があります。そのことで学校現場の先生方が戸惑うことなく、今までと変わりなく普通の授業の中でデジタルを活用している状態になると思うからです。ICT環境整備はスピードが大事です。一気に全ての教室にICT環境を広げることが大事です。そして次の学習指導要領の中に散りばめられるであろう種々のICT活用場面に、現場の先生方が戸惑うことなく応えられるようにデジタルコンテンツを普及することが大事です。

このWGだけで今後2回から3回の議論を重ねるようです。全体ではいくつの議論がされているのでしょうか。政策のアウトプットだけを見て論じるのは簡単ですが、そのアウトプットのために膨大な議論の積み重ねあるのですね。そういうプロセスを経て新しい学習指導要領が作くられていくのですね。国の役割の一端に関わらせて頂くことができ大変勉強になっています。だから故に責任も感じています。今後の数回の会議も大事にして、少しでもお役に立てるように頑張ります!

2020 年代に向けた教育の情報化に関する懇談会ワーキンググループの設置について
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/05/06/1370310_1.pdf
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