公教育を支える教材出版社代表のブログ

本日は、日本教材学会関東甲信越支部の研究会でした。研究テーマは「アクティブ・ラーニングと教材研究~「深い学び」を求めて~」

基調講演では国立教育政策研究所統括研究官の千々布敏弥先生にご講演賜りました。新学習指導要領が告示されるタイミングでの旬な話題でした。改めて新しい学習指導要領が求めるものをおさらいできましたし、「深い学び」についてわかりやすく解説していただきとても勉強になりました。

シンポジウムでは東京学芸大学准教授の細川 太輔先生、東京都江東区立東陽小学校主任教諭の藤村 由紀子先生、教材販売店代表として千葉県房総教材社長の谷合 敬様と共に私も教材出版社の立場として登壇させていただきました。

席上では、今回の研究テーマと合致する「アクティブ・ラーニング教材」を弊社が開発しましたので、その紹介をさせていただきました。

昔から学校現場で使われている既存の修得教材(例えば理科学習ノートにおける実験観察シート等)は既にアクティブ・ラーニングの要素が取り入れられている教材と言えまず。 小学校段階においては以前より既に主体的な学びや対話的・協働的な学びは広く実践されている訳ですね。弊社ではそれらを応用して体系化したものを「アクティブ・ラーニングシート」として開発しました。特長は、どのシートも4ステップで統一したことです。

そのステップは、
①自分で考えよう(課題について、自分の考えを持ちます。)
②話し合おう(グループで話し合って、自分の考えを広げ、深めます。)
③まとめよう(②で気付いた点や大事だと思った点、考えが変わった点をまとめます。)
④次につなげよう(活動を振り返って、次にどう生かせるのかを考えます。) としました。

各シートには指導案もつけました。このことで先生は迷わずに授業が展開できるようになるだけでなく、無理なく評価につなげることができるようにしました。

デジタル版も作りました。電子黒板に設問だけを大きく映すことで授業を円滑に進めることができるようになっています。授業をコントロールできるようにタイマー機能も付けました。

「アクティブ・ラーニングシート」は学年ごと、教科ごとに重要な単元を選んで用意しました。サンプルはこちらから

業界初の試みでもあり、「アクティブ・ラーニングシート」には課題もあると思っています。 1.「主体的・対話的で深い学び」のための教材なのにそもそも体系化したシートを利用していいのか? それによって主体的な学習を保障できるのか? 2.全ての単元がアクティブ・ラーニングを実施できる内容に当てはめることはできるのか? 3.教科書の単元の内容に添っているが、この内容は子どもたちの興味関心を引き付ける内容になっているか? 教科書にはない、またはもっと応用的な課題提示が求められているのではないか?

これらの課題を乗り越えるには現場の先生方の実践による知見の集約が必要です。次年度には是非、このアクティブ・ラーニング教材を使って頂き、多くの先生方から多くの意見を伺ってみたいと思っています。

日本教材学会という学びの場での発表は教材開発者としてとても勉強になる貴重な経験でした。関係者のみなさまには改めて感謝申し上げます。

参照:教育同人社

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