公教育を支える教材出版社代表のブログ

夏休みも終わり、学校にも子どもたちの元気な声が戻って来ました。みんな宿題はちゃんと終わったかな~

ここ数年夏休み教材は順調に推移しています。他社もたぶん増えていると思いますので、全国で夏休み帳は増えていると言えそうです。傾向としてページ数も厚いものが選ばれているようです。

一方で昨今は学校が宿題を増やすとすぐに批判があがるようです。「宿題が多過ぎて大変」「夏休み帳なんて時代遅れ」「学校の宿題なんてやらなくてもいいんだ」。。。果たしてそうでしょうか?

学校から配られる夏休み教材をよく見て欲しいのです。むしろ量はありません。平均的な教材のページ数は国語16ページ、算数16ページで合わせて32ページで構成されています。一日1ページで32日間で終わる計算です。1ページの学習時間は20分を目安に作られています。早い子どもは15分程度で解けるはずです。1日15分集中して机に向かえば終わる量なのです。教材には解答解説が付いていますから間違えた問題は自分で見直しができます。その時間を入れて1日30分。

学校が夏休み教材を配る目的は学力の向上というより学びの習慣化です。休み前に計画を立て目標化します。学校がなくても毎日机に向かうことができるか、自分で作った計画通りにコツコツできるかを見ることができるように作られています。また教材の内容は1学期の既習事項しか掲載されていません。ですから学校で一度習ったことをもう一度自分でやってみるということなのです。習ったことをもう一度学習することで何ができて、何ができないかを自覚することができるように作られています。

宿題批判するご家庭は塾通いのお子さんが多いようです。夏期講習やそこで出される宿題に追われるからです。進学塾ともなると膨大な宿題が課せられ、学力よりもそれをやり遂げる精神力を養っているようです。寝る時間がないとまで聞いたことがあります。それこそやらなくても大丈夫です。学校で習っていないことも盛り込まれていますから、わからないことがたくさんあります。むしろできないことを自覚してしまう恐れがあり自尊心が損なわれ逆効果です。ちなみに学校の夏休み教材は220円~400円です。夏期講習に行けば3万円~5万円で、教材代は更に数千円でしょうか。。。

自ら学ぶ姿勢、計画性と実行力、毎日コツコツ努力できる力、間違いを見直せる力、これらは大人になってもとても大事な力です。指導者がいなくても一人で課題を乗り越えることができるようになる力がまさに「生きる力」です。計画表は書いているか?その通りに実施できているか?短い時間でも毎日学習しているか?間違いを見直せているか?宿題を集めた後、学校の先生方にはその辺りをチェックしてもらいたいなと思っています。そして毎日使って、見直しして、ボロボロになった夏休み帳を出してきた子どもを大いに褒めてあげて欲しいと思っています。

夏休みは子どもを大きく成長させる季節です。これからも子どもから少し離れて、そっと見守ってあげる時間として大事にしたいものですね。

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