公教育を支える教材出版社代表のブログ

昨年辺りは「反転学習」という言葉をよく耳にしていました。 授業前に事前に学習をしておくというもので、授業はわからなかったことをわかるようにするために費やすことです。学習効率が上がり、問題解決能力が育成できると言われています。ただパソコンなどで授業を見れる家庭環境が必要であったり、保護者のサポートが必要であったり、結局できる子とできない子の差が開きやすくなってしまうなど、やはり小学校レベルでは実現が難しいのが現状のようです。

そうなるとやはり、学力の定着には「復習」が大事だということになりますね。エビングハウスの忘却曲線によれば人の記憶は1日後には74%忘れるようで、復習は翌日までにするのがベストだと言われています。だから昔から宿題があって、そこで学校教材が使われているわけですね。学校教材って古臭いイメージもありますけど、人間の能力は昔からそんなに変わらないもので、むしろ昔の方の方が能力高かったりするわけで、教材を使ったくりかえし学習って古典的な方法かもしれないけど、確実な学習方法なんだと、だから今でも先生方に支持されているわけですね。

9月に開催された(社)全国図書教材協議会の総会でご講演いただいた国立教育政策研究所の千々布敏弥先生によると、やはり学力は学習機会に比例し、教材の採用率と学力の相関もあるとのことでした。学校教材をたくさん採用する福井県の学力は常に上位ですね。是非このことは肝に銘じて、全国にもっともっと学校教材を普及させないといけないですね。

学校教材の採用を増やすと、勉強のさせ過ぎという批判が怖いところですが、学校で使われている教材は塾の宿題のような難問はありません。基礎基本の定着に着目した問題構成ですから、実はそんなに負担感はなく、子どもたちに「できる」経験をさせるように作られています。忘れてしまったものを思い出させて、確実に「できる」ようにためのものなんです。

最近では「しあげ教材」と言われる総復習教材も全国的に広がりを見せています。冬休み教材よりも範囲が広く学年末まで使えて、その学年の学習だけでなく、その前の学年から系統立ててをしっかりと「復習」できるようになっています。教育同人社では先生方が目的に合わせて選ぶことができるように豊富な種類を揃えています。まさに学力を定着させることができるように作られた教材です。

P.S. 最近もの忘れが激しくって。。。もう歳なのかなと思ったけど、人間1日で74%忘れるのなら、まだ大丈夫か(笑)

いや、そりゃやっぱり老化か。。。(泣)

福井県の教育力の秘密 (教育ジャーナル選書) 千々布敏弥著

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