明けましておめでとうございます。
2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年であると共に、我々教育業界人からすると新しい学習指導要領実施の年であり、新しい学校教材の始まりの年となります。
いよいよ弊社の時代が来るとわくわくしております。本年もよろしくお願い申し上げます。
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「教材が教員の働き方を変える」
新しい学習指導要領になり新しい教科書になる。それに伴ってあれもこれも「〇〇教育」という名の下で現場は大混乱を極めている。一方でこれでは現場は大変なことだとして、猫も杓子も「働き方改革」の大連呼である。
なんとなく戦後の混乱期にも似ているように感じる。当時はもちろん経済格差があり、学力格差は著しく、それに対応する教員は圧倒的に不足していた。紙の普及が追いつかずに情報にも格差があった。紙は今でいうICTだと考えれば合点がいく。
そんななかで学校教材は飛ぶように売れた。教科書は貴重な教材だが、それだけでは満足な授業は施せない。習熟させるノウハウが詰まったドリルも標準化された評価テストも我々が優秀な教員とともに創り出した傑作だった。多くの若手教員は助かったに違いない。
今何をするべきか。そもそもこの業界は教員の働き方を支援して生まれたわけだ。学校教材は教員の働き方を変えることができる。先人達が成し遂げたその改革を我々もしなければならない。
以上、図書教材新報 Vol.176より
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